大曲花火「あさきゆめみし・・・」

今年で89回目を迎えた大曲の花火大会

大曲で花火の競技大会が始まったのは、今から105年前の明治43(1910)年。
諏訪神社の祭典の余興として行われ東北6県の花火師たちが匠の技を披露し、
当時の名称は「第一回奥羽六県煙火共進会」だったそうです。大正4(1915)年には、全国を対象とした競技大会へと規模を拡大します。そして内閣総理大臣賞が授与されるのは、全国でも茨城県土浦市の「土浦全国花火競技大会」と「大曲の花火」の2大会だけで花火師にとって大曲の花火は特別な大会です。毎年見ていても花火師の切磋琢磨が技へと進化してそれがよく伝わります。そして桟敷で観る花火は、点火されて舞い上がる花火の音が観客席を程よく揺らし、鮮やかな色、そして火薬の香りが観ている人の心を感動させます。(画像は「あさきゆめみし」クライマックスです)

今年の大会提供花火は『源氏物語』を漫画化した大和和紀作の『あさきゆめみし』

光源氏の栄華と苦悩の人生、そしてその子孫らの人生を「花火」で表現して「花火」で織りなす「もののあはれ」を鑑賞した後は、秋風が吹いてちょっぴり夏の終わりを感じました。